法人概要

基本理念

社会福祉法人 聖嬰会は、設立母体であるショファイユの幼きイエズス修道会のレーヌ・アンティエの愛と奉仕の心を受け継ぎ、そのカトリック精神を基本理念とする。
 それ故、本法人は援助を必要としている人々を最優先し、「ありのままの一人ひとりを受け入れ、その存在を尊び、愛する心」をすべての援助の原点とする。
 創立者が人々の必要のために全生涯を捧げ尽くした心を受け継ぎ、法人の各施設が互いに連携を保ちながら「一つの心、一つの魂」をモットーとしてその事業の遂行に全力を傾ける。

法人概要

法人名称 社会福祉法人 聖嬰会
法人設立母体 宗教法人「ショファイユの幼きイエズス修道会」
代表者名 中島 俊則
創業 1877年(明治10年7月)
法人設立 1953年(昭和28年)4月7日
所在地 〒839-0851福岡県久留米市御井町2184-6
連絡先 (電話)0942-27-8965(FAX)0942-27-8966
実施事業 ・第一種社会福祉事業
児童養護施設、地域小規模児童養護施設、障がい者支援施設、特別養護老人ホーム
・第二種社会福祉事業
生計困難者に対する相談支援事業、生活介護事業、短期入所事業、地域活動支援センター、日中一時支援事業、共同生活援助事業、特定相談支援事業、児童相談支援事業、短期入所生活介護、デイサービスセンター、在宅介護支援センター、ホームヘルプサービス事業、居宅介護支援事業、障害福祉サービス事業、保育所、医療保護施設、通所リハビリテーション、在宅介護支援事業所、介護医療院

聖嬰会の起源

 1877年7月西南の役直後、ベルナール・プティジャン司教の招きに応じて、フランスから4名の幼きイエズス修道会修道女が来日した。ビリオン師は、神戸上陸3日後から、シスターたちの住まいである民家の仮宿に貧しい幼な子を連れて来た。年末には50~60名になり、この間、居留地41番の家屋入手・改造し、子どもの家「神戸センタンファンス」と命名して始まったのが本会最初の事業である。子供は増え続け、100名以上となったので、遂に、大阪に分かれることになった。大阪出身の子供16名を伴い、2人の修道女は、大阪川口外国人居留地に「大阪センタンファンス」を設立した。
 このようにして1881年1月長崎に、1886年京都に、1889年熊本にと、5つの「センタンファンス」がそれぞれ設立され、熊本には同時に、医療事業も開設された。なお、「大阪センタンファンス」は1932年に、「神戸センタンファンス」は1948年にそれぞれの使命を終え、両施設とも「京都センタンファンス」に合流、合併された。